Jeppe Hein
雑多なエレメントが調和を奏でる、コンセプチュアルな空間
コペンハーゲン出身のアーティスト Jeppe Heinの個展「Nothing is as it appears」が、ベルリンのKÖNIG GALERIEにて、4月19日(日)まで開催中。
アートと鑑賞者との儀式的な関係性に疑問を抱き、コンセプチュアルアートと単なる物体との境界を曖昧にするようなインスタレーション作品を制作してきたJeppe Hein。
ミニマリズムと抽象を参照し、インスタレーションに建築やテクノロジーを組み合わせることで、機能的な概念と芸術的な概念をミックスするスタイルを特徴とする。
またその一方で、作品と鑑賞者の間に対話の場を設け、鑑賞者を作品の完成に物理的に寄与させることによって、漠然とした経験から引き離そうと試みている。
今展では、一見関連性のないもの同士を繋ぎ合わせ、内省の域を超えた、より開かれた新たな視点を人々に体験させる。
2面鏡の後ろに白いネオン文字が光る展示作品「On a Journey to Myself」では、反射面を使用することで「自分」を具現化させ、他者との共存をより深く考えることを促した。
アートとの関係性を再構築した、ミニマルでポップな空間。
ガラス球や風船、鏡面が互いに共鳴し、訪れる人々にユーモラスに呼びかける。
KÖNIG GALERIE +49 30 261 030 80
【Jeppe Hein “Nothing is as it appears”】
DATE:4月19日(日)まで開催中 ※月曜休館
TIME:10:00am~6:00pm ※日曜は12:00pmから
PLACE:KÖNIG GALERIE
ADDRESS:St. Agnes Alexandrinenstr. 118-121 10969 Berlin
ADMISSION FREE
WEBSITE:www.koeniggalerie.com/exhibitions/27263/nothing-is-as-it-appears
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