MoMA Online Course
自宅でアートを学べる、夢のような無料講座

アメリカのニューヨーク近代美術館（MoMA）が、同館のキュレーターが監修を務めた全8種類のオンライン講座を無料公開している。

「What Is Contemporary Art？（現代美術とは何か？）」や「Modern Art & Ideas（近代美術と思考）」、「Seeing Through Photographs（写真を通して見る）」など、全8種類のコースが展開される今プログラム。

それぞれのコースは4～7週間で修了するカリキュラムが組まれており、ビデオやリーディングのテキスト、練習問題、テストなどから構成されている。
また、所要時間や難易度、シラバスなどの表示があり、コースを選ぶ際の参考にできる。

Adornment, 2017. Photo: Amanda Lopez and Tanya Melendez

コースの１つ「Fashion as Design（デザインとしてのファッション）」では、あらゆるデザインの対象の中で、最も身近で普遍的な存在であるファッションに着目。
ガーナの民族衣装からジーンズ、3Dプリントのドレスまで、世界中から集められた70以上の衣服やアクセサリーを通し、私たちが何を着ているのか、なぜ着ているのか、そしてそれはどのように作られ、何を意味しているのかを紐解いてゆく。

7週間に及ぶプログラムを通じて、歴史や政治、ライフサイクル、個人や集団のアイデンティティー、労働問題、サスティナビリティなど、さまざまな視点からファッションについて理解を深めることができる。

また、今プログラムを提供するウェブサイト「Coursera」では、MoMAの他に数々の有名大学および企業によるオンライン講座を無料で受講することが可能。

Salt-N-Pepa at the Diamond Pop Awards, Antwerp, 1988. Photo: Eugene Adebari

Looks from the Givenchy autumn/winter 2015 ready-to-wear collection. Image courtesy Givenchy/IMAXTREE

Woman, Bucharest, 2016. Image courtesy of J Stimp via flickr

Woman, 2009. Photo courtesy Nefatron via flickr

International Women’s Day Strike, March 8, year unknown. Image courtesy Monk fotografia via flickr