Top Photo：©︎ Eddie Wrey, Pala

イギリスに拠点を置く写真家たちによる作品のプリントセールを行うチャリティアートプロジェクト「Photographs for The Trussell Trust」が5月6日（水）まで開催中。

©︎ Alice Neale, Sass



©︎ Larissa Hofmann, Unravel



©︎ Ronan Gallagher, Târgu Lăpuș, 2019



©︎ Agnes Lloyd-Platt, Eye, 2018



©︎ Clementine Schneidermann Claude, Nice for Self Service Magazine, 2019



©︎ Jamie Hawkesworth Almo, Nevada desert, 2019

「The Trussell Trust」は、1997年に設立されたイギリス全土のフードバンクの3分の2を支援する非営利団体。
危機的状況にある人々に緊急食糧を提供すると共に、人々を貧困に陥らせる根本的な原因への取り組みをサポートするなど、実践的で誠実な活動を行なってきた。


新型コロナウイルスが猛威を振るう現状に立ち向かうべく、イタリアの「100 Fotografi per Bergamo」やニューヨークを拠点とする「Pictures for Elmhurst」などといった、さまざまなチャリティアートプロジェクトの活動が多く見られる中、今回新たに始動したイギリスの「Photographs for The Trussell Trust」。

今プロジェクトでは、イギリスで活動する総勢150名以上のフォトグラファーが参加。

Lula JAPANの最新号でも写真作品を撮り下ろしてくれたColin Dogdsonをはじめ、その他にも以前同誌で撮影をしてくれたCoco CapitanやMartin Parr、Francesco Nazardo、Maxime Imbert、また、写真界の巨匠の1人であるJurgen Tellar、世界中でその名を轟かせる気鋭のHarley WeirやMark Borthwick、Tom Johnson、Ben Toms、そして、Jonathan Andersonによるプロジェクト「YOUR PICTURE/OUR FUTURE」で大賞を受賞したことでも記憶に新しいJulie Greveなど、豪華な顔ぶれが集結している。

©︎ Coco Capitan, Manner



©︎ Frederike Helwig, Dixter House



©︎ Mark Borthwick, Untitled



©︎ Martin Parr, Untitled



©︎ Polly Brown, Lagoon, 2018

販売されるプリントは署名されておらず、この緊急事態に対して資金調達のために期間限定で展開。

それぞれのプリントは8×11inchのサイズで印刷され、1枚￡100で販売、さらに￡5の配送料で世界中に届けられる。
そして、収益より作品制作費用として￡10を差し引いたすべての金額が、新型コロナウイルスの拡大で影響を受けた人々に対しての食糧支給や緊急援助を行なっている団体へ寄付される。

©︎ Elaine Constantine, Juliet on Swing The Face, 1999



©︎ Hanna Moon, Untitled, 2017



©︎ Mark Peckmezian, Untitled, 2019



©︎ Rosie Marks, Benidorm, 2016



©︎ Samuel Bradley, Caitlin and Gilermo

失われた平穏を取り戻すべく、名高き写真家によって築かれた芸術の絆。
国境を越えて交わされる風雅な対話に、想像を巡らせてみてはいかが。

【Photographs for The Trussell Trust】
DATE：5月6日（水）まで開催中
PRICE：each print ￡100 ＋ 送料￡5
WEBSITE：www.photographsforthetrusselltrust.org
INSTAGRAM：＠photographsforthetrusselltrust
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DONATION INFORMATION：
The Trussell Trust　www.trusselltrust.org