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“Daydream” Vol.1

“Daydream” Vol.1
柔らかな光に包まれ過ごす、自由で、甘美な日々。


目に映る景色を美しく、幻想的に撮り下ろすフォトグラファー、Alison Scarpulla。
一瞬一瞬を愛おしげに切り取る彼女の作品は、穏やかな雰囲気をまといながら、ときに人々を大胆に魅了する。
今シーズンのテーマ「Variation(変化)」を投影し、Lula JAPANのために制作された、
エクスクルーシブなストーリー第1弾をお届け。


−はじめに、子ども時代について教えて下さい。

私は幼い頃、ニューヨークの外側にある小さな町で育ちました。
そして、5年前くらいにオハイオ州のクリーブランドへ移り、今では私の大好きな場所として生活をしています。
また、私は11年間フィルム写真を撮ってきました。
写真は私の生きがいでもありますが、フラワーアレンジメントも好きです。

−あなたが写真に興味を持ったきっかけは。

かつて私は、他人とコミュニケーションをとることが苦手でした。
ですがある日、写真を通して自分の考えを共有できることに気づき、
それから自分の声を聞いてもらえたり、もっと人と理解し合えるようになったのです。
やがて、写真を撮ることは私にとって日常になりました。

私が初めて写真を撮り始めたのは、10代の頃です。
私は育った場所にいつも馴染めていなかったので、逃げるように隠れがへと行くようになりました。
そこは、私がインスピレーションを受けた初めての場所。
その場所を自分のスペースとして確保し、私は自由に創作活動を行うことができるようになりました。
またその場所は、自分の時間を大切にできる心地のよい場所でもあるのです。

−作品を作るときのファーストステップは。

私自身を、その環境に没頭させることを重視しています。
今、空間の中にある私自身を認識すること。
そして、私を取り囲むディテールに自分の波長をしっかりと合わせる時間を確保すること。

−クリエイティビティの源は何ですか。

自分自身の中での直感的な対話、そして私たち全人類の内側と外側の境界を見極めること。
想像を超えたものを、物体として構築すること。

−あなた自身と、あなたの写真を一言で表すと。

「Within(内側、心の内部)」

−今回の作品のテーマをお聞かせください。

週末に、親友のEmily Theobaldとキャッツキル山地で過ごしている際に、一緒に作品を撮り下ろしました。
私のインスピレーション源は、普段、身の回りのものから感じたものに関連しています。
私たちはその場所で「変化」というテーマのもと、形や色彩、影など取り入れ、楽しく撮影をしました。

Alison Scarpulla:
ニューヨーク生まれ、オハイオ州・クリーブランド在住の注目のフォトグラファー。
若手でありながら、さまざまな国でエキシビションを行い、
また、ブランドのLOOKBOOKを手掛けるなどファッションシーンでも活躍。
さらに、数多くのCDジャケットを撮り下ろすなど、多岐に渡りその才能を輝かせる。
instagramでも、アップされる幻想的なビジュアルにより、絶大なフォロワー数を誇る。
www.alisonscarpulla.com
@alison_scarpulla

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